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ロンドンが発祥のカフェレーサーの紹介

カフェレーサーとは

カフェレーサーとはバイクが好きな人ならば誰もが知っている名前です。
大人気で日本でもカフェレーサーに似たモデルはたくさん販売されています。
バイクに詳しくない人にとってはバイクなのにカフェとつくのはなぜ?という点が気になるものです。

カフェレーサーはロンドンのエースカフェというロンドン北部にあるカフェが起源となっています。
お店は24時間営業だったためイギリス中からバイクに乗る人たちがエースカフェに集まるようになったのです。

1950年代からはロッカーズというバイク乗りたちがエースカフェに集まるようになります。
これによりエースカフェは世界中のロッカーが集まる場所として認知され、ロッカーたちはエースカフェでジュークボックスの音楽が始まるとバイクレースをするようになったのです。

エースカフェでレースをしていたロッカーたちをカフェレーサーを呼びましたが彼らの好むバイクの形もカフェレーサーと呼ぶようになります。
これがカフェレーサーの起源です。

彼らは同じバイクに乗っていたのではなくカスタムをしてバイクを楽しんでいました。
ハンドルを低めにして左右に独立したハンドルを付け前傾姿勢のスタイルのバイクにカスタムをしていました。
最終的な形は今のスーパースポーツのようなものだったのです。

カフェレーサーの変化

カフェレーサーに変化がみられるようになったのは1970年代です。
今までのバイクに運動性能を追求していったモデルはレーサーレプリカと呼ばれるようになります。

カフェレーサーは一時期はバイク性能が劣ることですたれて言ったもののスタイルが魅力的であるためにクラシックなレーサーという形で長く愛されることになったのです。
この流れを汲んで日本でも70年代後半からはカフェレーサーがトレンドとなります。
外国のメーカーの生産が危機になると日本車もカフェレーサー風のカスタマイズをした種類を発表するようになるのです。

カフェレーサーの定義とカスタム

今でも原型のカフェレーサーに憧れるという人は多いです。
とはいえ発売当時のカフェレーサーに乗るのは非現実的なので今はカスタムをしてカフェレーサー風のバイクに乗る人もいます。

カフェレーサーの定義はハンドルが低く細長い燃料タンク、シート後方のリアカウルのマルサといったものがありますがそれらを生かせるバイクとして人気があるのがホンダのCB1100です。
カフェレーサーのベース車として購入してカスタマイズをして自分の好みのカフェレーサーに仕上げることができます。

旧車をメンテナンスして乗るのは大変ですが新車であればカスタムして楽しめてなおかつオリジナリティを出すことも可能です。
カフェレーサーに近づけることも好きな部分を継承しつつも自分好みの形に仕上げることもできます。