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街乗りに最適なファンバイク

ファンバイクはどんなバイク?

バイクには様々な種類があり、オフロード向けのものやレースに適したもの、また長距離のツーリングに向いているものなどがあります。
ファンバイクはそんなバイクの種類の一つです。
近年ではビジネス用途とファン用途に二極化しつつあるバイク業界ですが、その中でも楽しさ重視に開発されたものはファンバイクというジャンルに分類されます。

ファンバイクの定義は、バイクライフを満喫することを目的としたものです。
オフロードやツーリングなどは、すべてファンバイクに分類されます。
一方、ファンバイクではないビジネスバイクにはどんなものが分類されるかというと、営業や配達などに使われる業務用バイク、また移動手段として使われる通勤用バイクなどが該当します。

代表的なファンバイクにはどんなものがある?

代表的なファンバイクの中でも、特に高い人気を誇るのは1997年に発売開始となったヤマハのランツァです。
すっきりとしたシンプルなデザインは老若男女の多くに愛され、スポーツバイクの中でもセローと同じぐらい足つきが良い点が人気の理由となっています。
セルを装備した2ストオフを目指すというコンセプトで開発されたランツァは、排気量は224ccまで拡大されたラインナップとなっていますが、セルスターターを装備しながらも重量が114kgに抑えられている軽量バイクという点が大きな魅力です。

ホンダから1997年に発売されたドリーム50も、ファンバイクとした高い人気があります。
50ccと小型バイクですが、見た目はGPマシンのようにスポーティでかっこいい点がこのバイクの大きな魅力です。
ホンダスピリッツを感じさせるようなレーサーバイクをイメージしながらも、バイクの黄金期と呼ばれた1960年代を意識したレトロ調に仕上げている点がドリーム50の大きな魅力となっています。
ちなみにこのバイクは、量産されている市販バイクの中では世界最小の50ccDOHCエンジンを搭載している点も特徴です。

スズキからラインナップされているGSX-R750も、ファンバイクとして多くのファンを抱えているモデルです。
レーサーバイクの外見をしたこのモデルは水冷直4ユニットの九拝エンジンを搭載している点が大きな特徴ですが、点火タイミングなどが最適化されているなど、テクノロジーを活用したスペックとなっている点が魅力です。
これまで何度かモデルチェンジをしていますが、人気が高いのは1997年に発売されたモデルです。

ブリジストンのタイヤを履いたカワサキZX-9Rも、ファンバイクとして人気が高いモデルです。
1997年のモデルチェンジで装備するタイヤがブリジストンからダンロップへと変更になったほか、北米仕様と日本仕様とでスペックに若干の差があるなど、幅広い拡張性や汎用性のあるバイクです。