意外と知られていないバイクの一発受験
通常バイクの免許の取得を考える時には、公安委員会指定の自動車教習所に行きます。
現代はほとんどがこうした形で学校に通い、バイクの技術や知識を経て、免許を取得されると思います。
でも実はこうした教習所などに行く事無く、一発受験でバイクの免許を取得できる方法もあるのです。
実際に、こうした一発受験でバイクの免許を取得された方も多く、知らない人も多いので利用するにしてもしないにしても、知識として理解しておくといいでしょう。
バイクの免許、一発試験ってなんだ？
一発試験、一発受験、飛び込み免許、またダイレクト受験ともいわれることがあります。
普通二輪で一発試験ができるのは、16歳以上であり、視力が両眼共に0.7以上、片眼がそれぞれ0.3以上なければなりません。
ただ片眼が0.3以下という場合でも、もう片方の視野が左右150度以上、視力が0.7あれば試験を受けることができます。
もちろん、矯正視力も可能です。
この条件があっても試験を受けることが出来ないのは、免許取り消し処分の欠格期間が満了ではない場合、また免停中、免停保留中、さらに、免停や運転禁止処分を受けている煮に1年以内に取り消し処分者講習を受講していない人も試験を受けることができません。
四輪の普通免許を保有されている方、普通二輪小型限定免許以上の二輪免許を取得されている方については、学科試験が免除となり、適性検査と技能試験だけ受けることになります。
一発試験で免許って受かるものなの？
一発試験で合格するためには勉強もしっかり独学しておくことが必要となりますし、技能もしっかり身に着けていることが必要です。
こうした知識や技能を身に着ける事が難しいのですが、届出教習所で練習することによって、「指定自動車教習所」より安く勉強できます。
普通二輪免許を自動車教習所で取得するとなると、みなさんもご承知のように、時間と費用が掛かります。
免除などがなければ、学科は現在の時点で26時限受けることになりますし、技能教習については19時限、オートマの場合には15時限必要です。
一発試験を利用することで、この時間と費用をかけることなくて免許取得の試験費用のみで取得できるのです。
ただし・・・一発試験の場合、試験場でバイクに乗って走る事になりますので、慣れていないコースを走り、検定員は警察官となるため、ハードルが高いことに間違いないのです。
費用については現時点で、受験料、試験車使用料、免許証甲府手数料などを含めて7000円弱、それに加えて特定教習戸取得時講習という、かならず受けなければならない講習費用が16000円弱かかります。
費用については変更されている場合もあるので、かならず確認してください。
教習時間を大きく短縮でき費用も大きくかからない一発試験は非常に魅力があると感じますが、運転に自信がないという方の場合、教習所でしっかりと知識、技術を習得する方が安心です。