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折れたクラッチレバーの修理方法についてご紹介します

安全な運転には欠かせないクラッチ

普通自動車にも装備されているクラッチは、停車時やギヤを変えたい時に動力を切断して安全に停車したりギア交換をスムーズにしたりなど、安全運転には欠かせないパーツです。
クラッチ操作はバイクなら手元のレバーで行うのですが、ちょっとの刺激でレバーが折れてしまう事があり最初は驚かされます。

実は意外とちゃちな素材でできている事は、折れた先を見て気づかされたりするのですが、通販でも手軽に入手できるほど、実はポピュラーな素材なのです。
費用も比較的安価ですから直すよりも交換した方がお得感があります。

クラッチレバーの相場

クラッチレバーは通販でも手軽に購入できますし、購入売店で注文する事もできますが、ネットオークションでリサイクル品を購入するのが、最も安く入手できる方法です。
安いものは数100円高いものでも数1000円程度になります。
予算と状況にあわせて注文できるのでだいじょうぶです。

バイク好きの人の間ではレアものがクラッチレバーをセットで1万円前後で、オークション出品されています。
好みやこだわりがあるなら大手ネットオークションを物色してみると、思い出した頃に掘り出し物を見つける事もありますから、ぜひ探してみてください。

クラッチレバーを交換する準備

最低限用意した方が良いものは、10mmスパナもしくはめがねレンチおよびマイナスドライバーなど一般家庭に普通にある工具があれば、およそ5分で交換できます。
自分ではできないという人は修理工場で直してもらう方法もありますが、修理代よりも部品代の方が高いですから、それなら自分でなおしても一緒です。

クラッチレバーの交換方法

根本のボルトを抜いてレバーをはずします。
ワイヤーからはずしてください。

はずした時と逆の手順で新しいレバーを装着します。
これだけの作業なのですが、クラッチレバーが直ってしまうなんて驚きです。

他の修理方法

参考までに他の修理方法もあわせてご紹介します。
1つは曲がっているだけで折れていない場合に、溶接で修理する方法です。
必要なのはバーナーとプライヤーになります。

曲がってしまった部分をバーナーで熱して修復します。
バーナーはキャンプ用で十分なのですが、金属を熱しますから高熱に注意する事がポイントです。
ある程度器用さも要求されますから、慣れていない時は交換する方がおすすめです。

完全に折れているなら、溶接や接着剤では間に合いません。
交換またはプロに依頼する方が安全です。

バナーがない時は購入する事になりますが、その費用で数千円かけるよりは交換した方が安上がりですみます。
実際走行中に再度折れたら事故を起こすリスクがらたかまりますから、おすすめできない方法です。