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2年に1度は交換しようブレーキフルードの交換

定期的に交換が必要なブレーキフルード

ブレーキフルードはエンジンオイルに比べると気にする人が少ない場所です。
しかしブレーキを正常に制御するためには定期的に交換をしてよい状態を保つ必要があります。

特に排気量が250㏄以下のバイクや原付バイクは車検が無いためブレーキフルードの交換を忘れがちです。
劣化しているとブレーキの手ごたえが柔らかくなり効きも悪くなってきます。
ライディングも走っていての手ごたえが感じられず楽しくありません。

ブレーキフルードの交換は2年から4年が目安ですが走行量に関係なく2年ごとの交換が望ましいです。
交換するためにはそれなりに知識と道具が必要なので準備をして交換をしましょう。

ブレーキフルードの交換に必要な道具

ブレーキフルードの交換にはブレーキフルードとゴムホース、スポイトやウエス、ドライバーが必要です。
道具を一通りそろえるにはお金がかかりますが持っておくとバイクのメンテナンスに役立ちます。
バイクショップで交換をすると工賃がかかるので初期費用は掛かっても最終的には節約効果が高いです。

ブレーキフルードは車種によって使用するものが違うので自分の車種に遭ったものを選びます。
わからないときにはバイクショップで相談をして購入するようにしましょう。
銘柄の違うブレーキフルードを使うと化学変化が起こるので同じ銘柄を選びます。

ブレーキフルードの交換方法

ブレーキフルードの交換をするためにはまずはブレーキフルードの液面を水平にするために車体を水平にしなければなりません。
メンテナンススタンドがある場合にはセンタースタンドを使って水平にします。
もしもメンテナンススタンドが無い場合にはリザーバータンクの液面が水平になるようにハンドルで調整をすることが可能です。

次にリザーバータンクの周辺をウエスで覆います。
もしも塗装にブレーキフルードがこぼれると塗装が剥がれるのでウエスで覆うのです。
燃料タンクやメーター類もウエスをかぶせておくようにしましょう。

次にブレーキフルードのキャップを取り外します。
プラスネジで固定されている場合にはナメやすいのでドライバーを強めに押し付けながら回すのがコツです。
ネジが緩まない場合にはショックドライバーなどを活用します。

ダイアフラムプレートとダイアフラムを外したらブレーキフルードをスポイトで取りぬくのですがこの時すべて抜き取って問題ありません。
もしも取り除いた後リザーバータンク内に汚れがあればウエスで拭き取ります。
長く好感していない場合にはブレーキフルードが固形化しているので丁寧に取り除いていくようにしましょう。

タンク内をきれいにしたら後は新しいブレーキフルードを注ぎます。
車種によってはブレーキレバーを握るとタンクからフルードが飛び出すことがあるので気を付けましょう。