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チューブタイヤのパンク対策についてご紹介

チューブタイヤとチューブレスタイヤの違い

タイヤにはチューブタイヤとチューブレスタイヤの2種類があります。
昨今はチューブレスの方が主流となってきていますから、チューブと聞くと”まだあったのか”と驚かれそうです。
今でも一部ですがチューブは製造されています。

チューブタイヤもチューブレスタイヤも外見はみわけがつきませんが、明らかな違いはチューブが内蔵されているかどうかという点です。
チューブタイヤは言うまでもなくタイヤ内部にチューブが内蔵されています。

チューブレスは内部のチューブを除去した代わりに、インナーライナーが内蔵されている事によって、仮に釘を踏んでしまったとしても、急激に空気が抜けませんので、パンク事故を予防できるのが最大のメリットです。
チューブに関連したトラブルも回避できる反面、パンクに気づかないで走行なんて事が起こりえます。

パンクを0にできるわけではありませんから、パンクした場合はタイヤはそのままホイールに装着した状態で、遺物を抜き穴にゴムを詰め込むだけでOKです。
一方チューブタイヤは内部のチューブが損傷受けた場合は、いったんホイールからタイヤを外してから、チューブを取り出し特殊なゴムで穴をふさいでから、再びホイールにはめるといった、かなり手が込んだ修理が必要となります。

修理するのに広いスペースが必要ですし、高度な修理技術も必要です。
素人には難解な修理となります。

自力でチューブレスを修理したい時の対策法

基本的に一般の家でチューブタイヤを修理するためには、大型の専用工具が必要です。
専用工具を配置するのに広い場所を確保しなければならない事を考えても、自力での修理はおすすめできないのですが、どうしても自力で修理したいという人向けに、意外と完成度が高い修理剤がいくつか市販されています。

パンクしたタイヤにケミカル剤を、空気と一緒に注入して穴をふさぐというもので、タイヤをホイールから外さなくてもパンク修理できるのがポイントです。
パンク予防補修剤というのもあって、あらかじめ注入しておく事で仮に釘を踏んでも、内部で液剤がふくらんで穴を塞ぐという便利グッズもあります。

いずれのタイプも一時的なパンク修理剤として作られているはずですが、意外としっかり補修できるのでおすすめです。
修理キットも市販されているのですが、チューブレスでしか対応していないものも多く、チューブタイヤに適応できない事もあります。
そのような時でもこれら修理アイテムはあれば便利です。

チューブタイヤのパンク修理で注意する事

ここでご紹介したパンク修理アイテムは、完全に正しい手順で作業する事が前提になります。
一部でも手順が間違っていればパンク修理はうまくいかないばかりか、事故にもつながりかねませんから、基本的にはプロの修理工場での修理してもらう事を検討するのが賢明です。