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制動力を取り戻す!ブレーキパッドの点検と交換時期

バイク ハンドル

ブレーキパッドの交換時期はいつ?サインはある?

バイクを安全に停止させる為に欠かせないブレーキパッドですが、消耗品ですので定期的な交換が必要となります。一般的に走行距離で言うと、5,000kmから10,000km程度が交換の目安と言われています。しかし、ブレーキの使い方や走行環境によって摩耗の進み具合は大きく変わりますので、距離だけで判断するのは危険です。

もっとも分かりやすい交換のサインとして、ブレーキを掛けた時に「キーッ」という金属音が鳴る事が挙げられます。これはパッドの残量が少なくなった事を知らせる部品が接触して音を出しているのです。

また、ブレーキレバーを握った感覚が以前よりも深くなったと感じる場合も、摩耗している可能性があります。フルードの液面が下がっている場合もパッドが減っている証拠ですので、これらのサインを見逃さないようにしましょう。

パッドの残量はどうやって確認する?

ブレーキパッドの残量は、分解しなくても外から目視で確認する事が出来ます。ブレーキキャリパーを覗き込むと、ブレーキディスクを挟み込んでいるパッドの側面が見えるはずです。新品のブレーキパッドの厚みは約10mmありますが、これが残り2mm程度になったら交換を検討する時期と言えるでしょう。

もし残り1mm以下になっている場合は非常に危険な状態ですので、直ちに交換が必要です。摩耗したまま使い続けると、パッドの土台となる金属部分がディスクローターに直接当たってしまい、ローターを削ってしまう恐れがあります。そうなると修理費用も高額になってしまいます。

覗き込んでも見えにくい場合は、スマートフォンのカメラ機能を使って隙間から撮影し、画像を拡大して確認すると良いでしょう。定期的にチェックする習慣を付ける事が大切です。

交換費用はどのくらい掛かる?

ブレーキパッドの交換をバイクショップや用品店に依頼した場合、費用はどのくらい掛かるのでしょうか。車種や選ぶパッドのグレードにもよりますが、一般的には部品代と工賃を合わせて、キャリパー1箇所につき数千円から1万円程度が相場となっています。ダブルディスクのバイクであれば2箇所分の費用が掛かる事になります。

費用を抑える為に自分で交換しようと考える方もいるかもしれませんが、ブレーキは重要保安部品であり、作業ミスは重大な事故に直結します。適切な工具や知識が必要ですし、ピストンの清掃といったメンテナンスも同時に行う事が推奨されます。

安心と安全を買うという意味でも、自信がない場合はプロの整備士にお願いするのが賢明でしょう。定期的なメンテナンスで、常に万全の制動力を維持する事が、楽しいバイクライフに繋がります。