バイクバッテリーのメンテナンス
バイクのバッテリーはとても大切な場所です。
いつまでも安全に走るためには定期的にメンテナンスが必要になります。
メンテナンスで必要なことがバッテリー液の管理です。
バッテリー液が減ってきたら精製水やバッテリー用の補充液を補充します。
減ったままの状態にしておくとすぐにバッテリーの寿命がくるだけでなく爆発することもあり危険です。
端子も緩んだり腐敗したりしていないか確認をします。
もしも緩んでしまっていると火花が飛ぶ原因です。
エンジンのかかりが悪いと感じたら電圧をチェックして充電の状態を確認します。
ジェネレーターやレギュレーターなどの車両側の充電装置も定期的に点検が必要です。
バッテリーへの充電が正常に行われているか確認をしましょう。
バッテリーの充電電圧が正常でないとバッテリーが上がりやすくなる原因です。
充電電圧は車種によって違うので自分のバイクの電圧がどのくらいが正常なのかはバイクメーカーに問い合わせるとわかります。
バッテリーを長持ちさせるコツ
バッテリーは常に満タンにしておくことが大切です。
慢性的に充電不足な状態を作るとバッテリーは寿命を縮めてしまいます。
特に街乗り程度で長時間バイクに乗らない人は充電不足状態を作りやすいです。
長時間乗らない場合には自己放電対策にマイナス端子を外しておくようにしたりしばらくバイクに乗っていないときにはバッテリーを充電してから乗るようにしたりしましょう。
長持ちさせるためにはなるべくこまめにバイクに乗ることを心がけるのが望ましいです。
充放電を繰り返すこともバッテリーの寿命を縮めます。
エンジンを止めてからライトを点灯し続けるようなことはあまり良くありません。
長時間のアイドリングは避けてエンジンを動かすようにします。
エンジンのかかりが悪いときには余分な電気を使わないようにするために最初のエンジンスタートはキックスタートを使うのが望ましいです。
渋滞を抜けた後は回転数を上げて走るようにしましょう。
バッテリーのためにしてはいけないこと
バッテリーを長持ちさせるためにはしてはいけないことがいくつかあります。
その中でも特に気を付けたいのが必要以上に充電をし続けることです。
必要以上に充電することは過充電と言われます。
過充電はバッテリー液を減らしたりガスを発生させることで引火をしてしまい爆発をしたりする可能性があり危険です。
適切な充電を心がけバッテリーが不足したり充電しすぎたりする状態を避けるようにします。
他にも急速充電は極力避けるようにします。
バッテリーにダメージを与える充電方法なので緊急時のみにして普段は計画的に充電をするように心がけましょう。